女子高生の将来なりたい職業ランキングへランクインしたリハビリの仕事とはどんな仕事なの?
リハビリって言葉は聞いたとこある。
体動かすやつでしょ?
みたいな感じで、何となく分かるけど、
詳しく知らない人も多いと思うので、
日本の現状を交えつつ、
解説していきたいと思います。
日本の現状
日本では、今、少子高齢化が進んでいる
って言うのは、みんな聞いた事があると思う。
6年後の2025年には
団塊の世代(第一次ベビーブームに生まれた世代)が
後期高齢者になるからさらに、高齢化が進むって事で問題視されている。
これがいわゆる、2025年問題。そのまんま笑
後期高齢者が増えると何が問題になるかと言うと、
介護、医療費の増加。
ただでさえ、借金まみれの日本が
働き手は少なくなって、
高齢者がどんどん増えてくるから
国が生き行かなくなるってこと。
そんな中、学校教育の影響なのか、
今、リハビリが注目されるようになってきた。
女子高生のなりたい職業ランキングで4位になったみたい。
JKはてっきりTikTokばっかやってるもんかと思ってたけど、どうも違うみたい。
出典:
リハビリテーションとは?
リハビリテーション(英語: rehabilitation)とは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である。
引用元:Wikipedia
Wikipediaでは、こう表現されているが、これだけではなかなか理解しにくい。
リハビリと聞くと、病院や接骨院等で行う機能訓練を想像する人が多いと思う。
それもリハビリの1つの形ではあるが、
リハビリとは、もっと幅広い意味を持っている。
リハビリは機能訓練だけじゃない!?
人間は生活している中で、仕事や買い物へ行くために歩いたり、食事をするために箸を使用したり、着替えを行う為に手足を器用に動かしている。これらの日常生活動作は必要不可欠なものと言える。
さらには、歩けなくなったら仕事に行けないなど、社会への参加も困難になる。
ひと昔前のリハビリでは、機能訓練を集中的に行うものが多かった。
骨折や脳卒中になったらストレッチをして、
筋力をつけて、歩けるようになったらそのまま自宅に帰る。
こんな感じで、みんながイメージするようなリハビリがひと昔前のリハビリ。
もちろん、機能訓練も凄く大切で、今のリハビリの現場でも行われている。
でも、もっと大事なのは、
単なる機能の回復を目指すんじゃなくて、
自宅に帰った後に、その人がその人らしく生活出来るようになること。
主婦なら家事がまた出来るようになるとか、
サラリーマンなら仕事復帰とか。
じゃあ何で機能訓練だけじゃなくて、
社会参加がそんなに大事なの?
ってなるけど、これは凄く単純。
退院して家に帰っても
半分くらいは引きこもるから。
退院した時は元気に帰れるけど、
今までやってた事が出来なくなると
意欲がどんどん無くなって引きこもりになる。
引きこもりになると、再発率は上がるし、
合併症を発症するリスクがどんどんと高くなってくる。
だから、社会参加させる事は凄く大事なこと。
リハビリ歴何10年って人も意外と
こういう考え方が出来てない人が多いのかなぁって職場を見てると感じる。
僕の職場だけかも知れないけど笑
これから、リハビリを仕事にする人には
こう言った考え方を大切にして欲しい。